プレゼンテーション

プレゼン資料作成のはじめの一歩

投稿日:2018年5月6日 更新日:

PowerPointやKeynoteを使ってプレゼン資料を作成する方が多いと思いますが、文字だらけのスライドになってはいないでしょうか。プレゼン資料が文字だらけになることを防ぐために、まずはじめに意識しなければならないことは、プレゼンに使うスライドと聴衆に配布する資料は全く別物であるということです。

スライドと配布資料のちがい

聴衆に配布する資料は、作り手が伝えたいことをそれだけで十分に説明しきることを意図したものです。配布したあと、受け取った人がどう使うか、誰に見せるかなどをコントロールすることができません。そのため、資料だけが独り歩きしても誤解が生じないように、十分な説明を記載した内容で作成する必要があります。

一方、プレゼンに使うスライドは、プロジェクターで投影し、話し手が話す内容をより分かりやすく伝わるようにサポートするためのものです。基本的には、スライドだけがそのまま独り歩きすることはありません。そのため、話し手の言葉をビジュアル的に表現する写真や図表を入れたり、文字数を減らしたシンプルなものを作成します。

スライドはシンプルであればあるほど良い

学生時代の校長先生の講話や上司の結婚式のスピーチで洗礼を受けた方も多いと思いますが、話が長ければ長いほど、より多くの情報を伝えることができるわけでも、より大きな感動を生み出すわけでもありません。一般的に、情報量と効果的なコミュニケーションには逆相関の関係があると言われています。つまり、自分が伝えたいことを相手に伝えるためには一定量の情報は必要ですが、相手の許容量を超えると何を伝えたいのかが分からなくなり、コミュニケーションを阻害してしまうのです。

このような理由から、プレゼンでは、文字数ができる限り少ないシンプルなスライドを作ることが必要です。ちなみに、人間がパッと見て理解できる文字数は、1行に13文字程度と言われています。一例として、Yahoo!JAPANのトップページのリンクは、開始当初から13.5文字になっています。

私たちは学校教育の中で、たとえ一言で本質を伝えることができるとしても、読書感想文は○○文字以上とか、登場人物の気持ちを○○文字で書けとか、そういう学習をしてきているため、ついつい情報量は多い方が良いと思い込んでいるところがあります。まずは、この呪縛から解放されることが第一歩といえそうです。

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