2018年度茨城県委託事業「茨城県地域人材育成マーケティング塾」の2日目を実施しました。
会場は、廃校となった小学校を活用して、クリエイターのインキュベーションオフィスとなった「台東デザイナーズビレッジ」。校内に入ると、ずっと昔に来たことがあるような懐かしさと、自由な発想から新しいものが生み出されるクリエイティブな空気が溢れていました。
[講座]地域産品の魅力を伝えるデザインのコツ
午前中は、この「台東デザイナーズビレッジ」に入居されているイラストレーター・デザイナーの進士遥さんを講師にお招きして、デザイン思考の視座から、地域産品の魅力を伝えるデザインにするためのコツをうかがいました。
具体的な地域産品の事例も使いながら、お客様目線でコンセプトを作ることの大切さ、情報をそぎ落として整理する方法など、これからの新商品開発や販路拡大に活かせそうな内容が盛りだくさんでした。
【交流】修了生の活動紹介と交流
茨城県地域人材育成マーケティング塾の開催は、今年で3年目となります。過去2年を振り返ってみると、2016年度は県北地域を対象に実施し、参加メンバーによる地域ブランド『奥茨城よろず堂』が立ち上がりました。2017年度は県南・県西地域を対象に実施し、地域ブランド『筑波日和』が生まれました。
そこで、過去2年の塾を修了した方に来ていただき、「マーケティング塾で学んだことをどう事業に活用したか?」、「修了後にどのような活動展開をしているか?」などをテーマに、講演をしていただきました。
2016年度修了生
地域ブランド『奥茨城よろず堂』
望月 友博さん
パティスリーましぇり 代表
2017年度修了生
地域ブランド『筑波日和』
野堀 真哉さん
日升庵 代表
講演のあとは、ワールドカフェ形式で、今年度の参加者の皆さんと交流をしました。
【現場視察】アンテナショップ視察
2日目のラストは、場所を有楽町に移動して、茨城県のアンテナショップ「イバラキセンス」を視察しました。
イバラキセンスは、2018年10月にオープンした、茨城県が地元の京成百貨店が運営しています。さすが百貨店が企画しているだけあって、洗練されたスタイリッシュな店舗です。
店長からショップのコンセプトや陳列する商品の選定基準などの説明をうかがったあと、フィールドリサーチシートを手に店内を視察させていただきました。
[URL]IBARAKI sense:https://ibaraki-sense.com/